東京オフれぽ
にゃんこう゛ぃじょん
まず最初に謝っておかなければいけないことがある。
そう、自分からレポート必須な、といっておきながらすっかりと忘れていた。
そしてもう一つ。
ぬるい風呂に入るのが嫌だという理由だけで、強引に待ち合わせ場所と時間を決めたくせに
私が遅刻した。
スマヌ。
謝罪は以上だ。
では当日のレポートに入るとしよう。
私視点であるので、ところどころに主観的感想が出るのは許してもらいたい。

5月24日 秋葉原 「東京くるならスケジュールくらいくんでこいやOFF」 書泉ブックタワー横集合
■16:30
まだ電車にいた。だからゴメンってば、あはははは。
■16:3x
遅れてついた待ち合わせ場所に、一人だけ、居た。
にしさんだ。
待ち合わせ時間にゲストである人間一人しかいないこの不条理さ。
そこはなんというか、許していただこう。悪いのは時間という概念だ。
ヘコヘコ謝ったり、俺様態度で煙草を吸っているうちに、ルルさんが現れる。
そしてその直後、いもっちより電話が。
思い出してしまった。
謝らなければいけないことはもう一つあった。
いもっちに、「待ち合わせ場所は前回と同じ」<以前ミニオフをやったことがある
すなわち、秋葉原駅を指定してしまっていた。
いやー、ごめん。まぁ、辿り付いたのだから問題はないのだろう。
こうして、まずは、にしさん、私、るるさん、いもっちが揃う。
しかし、当の主催者である瑞樹さんとプロさんがこない。
クリスさんが昼から同行しているはずだから、見つからないというはずはないだろう。
現れる様子もないので電話をかけてみることにする。
数コールの後、出た。
「どうも、ゼノンです。今どこらへんですかー?」
かえってきたこたえは驚愕に値するものだった。
「目の前に・・・・・」
「・・・・・・は?」
思わずまぬけな声をだす私に、瑞樹さんは続けていう。
「目の前にいるんだけど〜、くーちゃんが怖いから声かけたくないって(笑)」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

(笑)じゃ、ねぇよ、おどりゃーーーーーーーーーーーーーー!!!!
思わず走り寄って<そんな距離にいたのに気づかない自分も自分
「ク、クリスさぁあああああああん!?」
そしてクリスさんは不自然に目を逸らしつつも、
「怖いんだもん(笑)」

よし、いつか殺す。

そうして一行はどうにか無事に出会いを果たした。
めいちゃん、えす、ちるっちは所用で遅れるため、居酒屋に到着後の合流となった。

■17:00
居酒屋を探すのも面倒くさいということで、そばにあった「天狗」に入る。
さて、乾杯、というところでふいに瑞樹さんが尋ねる。
「お酒あまり強くない人いますかぁ?」
すかさず手をあげる私に、
「じゃ、はい♪」

・・・・なんすか、このキャベジン顆粒。
しかも、強くない人いますか?と聞いたにもかかわらず、全員分もってきてますが?
こうして瑞樹さんの陰謀により、乾杯の一口の後、再度胃薬で乾杯することとなったのである。
乾杯の音頭のあとに、キャベジン片手に再度乾杯する私達。
後ろの席の人達が、何とも言いたげな表情で見つめていたのを、不思議に思う程厚顔ではない。

■17:xx
まずはめいちゃんが遅れて登場する。
誰が誰だかあててみてー、という問いに
「いや、あてちゃうよ?本当にあてちゃうよ?あてちゃったらネタにならないヨ?」
と、散々引き伸ばしたあと、
マジで当てやがりました。
しかもあてずっぽうとか雰囲気で、ではなく論理的な分析の元にだったので少しだけ尊敬しました。

次にエスクが登場。
リクルートスーツである。就活帰りだったらしい。
しかも手にはなんと、崎陽軒のシューマイ(有名な老舗しゅうまい屋)が。
「これ、お土産」
な、なんてスキがない男なんだ!
いい年した大人なのに、土産を持ってくることなんて考えつかなかったヨ!
ところで、別に私の分のしゅーまいがなかったことを恨んでなんかいない。

この頃、座敷に40人はいると思われる大学のサークルらしい団体が入ってきた。
「○○の、ちょっといーとこ見てみたいっ」
くらいまでしか飲みの掛け声を知らない私にとっては、謎言葉としか思えないものが飛び交っている。
「食っちゃえ食っちゃえ食っちゃえ食っちゃえ」ってなんやねん。
ともかく、隣の席の人の声さえ、耳を傾けないと聞こえない有様だったのである。
ちるっちが到着しだい、店を移ることにした。

そして最後にちるっちが登場。
スマン。また思い出した。
ちるっちにも、「前回一緒に飲んだとこねー」といっていたのである。
一緒に飲んだのは隣にある和民でした。ごめん、ごめん、あはははは。

■19:00
ちるっちの登場を機に、店を移動。(一応ちるっちが一杯空けてから)
この時、一影がカニチャーハンを食べ損ねていたことになど、誰が気づいたであろう。
気づくはずもない。だからチャーハンはもう諦めろ。

■19:20
秋葉原駅そばの居酒屋「笑笑」へ。
少し席の狭い感もあったが、照明は抑え目、店内は静かとなかなか心地いい。
ちょうどみなの緊張もほぐれてきたのか会話もはずむ。

数時間の後、オフにこなかった人間に電話をかけようの会、となる。
ゴマちゃん、一影、むらさん、と電話をかけていく。
とくに一生懸命怒鳴ってまで会話したのに、
「むらさんの声、全然聞こえなかった」
で済まされてしまった村柾さん。ご苦労様でした。

そして、ここで。
登場となるわけだ。カニチャーハンを食べ損ねた男が。
誰かに肩を叩かれ、ふいと振り向くと。
なにやら怪しい男がたっている。
そしてその会話内容が、瑞樹さんが電話しているはずの一影と妙に噛みあうものであった時
すべてを理解した。

狙ってやがったな、コンチクショー。

いまだに、あの瑞樹さんの、まさに「キョトン」とした顔が忘れられない。
最後まで気づかなかったのは君だけだよ、瑞樹さん。愛い奴め。

■22:30
暴露話だ、本音トークだ、吊るしあげだ、「寂しいの・・・」だのだですっかり盛り上がった所で
カラオケに行こうという話となる。
この時点でオールが確定したため、翌日用事があるというクリスさんとエスクはここで離脱。
「チ、上手い奴らめ」と思ったのは私とルルさんだけであったろうか?
機会があったら聞いてみたい。

■23:00
クリスさんを駐車場まで送る。
相変わらずの素敵な車だ。
「乗せてね、乗せてね」という私に、「いつでもいいよ」と笑顔で答えながら、
一度も乗せてもらったことがない事実は何を指し示すのだろうと考えなくもない。
「お前なんか乗せねーよ、バーカバーカ、キャッキャッキャ」
なんて、その爽やかな笑顔の下で考えていませんか、クリスさん。
疑惑は濃くなるばかりである。

■23:30
カラオケに到着。
店に入る前にめいちゃんと交わした会話が、この先の地獄を暗示していたとは、
この時には夢にも思わなかったのである。
私「入店まで少し待つみたいだねぇ」
めいちゃ「まぁ、夜は長いですよぉ」

そして、地獄が始まる。



気が向けば、続く。